個人情報保護委がトヨタに行政指導、情報漏えい事案で
https://news.yahoo.co.jp/articles/8738999d583854516276a803f682146433e89a77

[東京 12日 ロイター] - 個人情報保護委員会は12日、トヨタ自動車の子会社が管理していた顧客データが公開状態となっていた問題で、同社に個人情報保護法に基づく指導を行った。
個人データの安全管理のために必要かつ適切な措置を講ずるよう求めている。
トヨタは5月、子会社トヨタコネクティッド(TC)に管理を委託していた車両位置情報などの顧客データ約241万人分が漏洩した可能性があると発表した。
クラウド環境の誤設定により、一部のデータが10年近くインターネット上で公開状態になっていた。
保護委は、トヨタでは個人情報に関する従業員への研修内容が不十分でデータが適切に取り扱われていなかったことや、クラウド環境における設定に不備がありアクセス制御が適切に実施されていなかったことを問題点として指摘した。
トヨタは10日に再発防止策を発表している。