沖縄県の玉城デニー知事(63)が、10日までに自身のツイッターを更新。
中国を訪問した際に、沖縄の伝統的な“カチャーシー”を披露したことが話題となっていることについて、意図を説明した。

 玉城氏は3日から日本国際貿易促進協会(会長・河野洋平元衆院議長)の代表団らと北京を訪問し、李強首相と会談していた。
その際、北京での晩さん会で、沖縄民謡にあわせて踊る伝統の“カチャーシー”を披露した。
この動画がSNSで拡散され、「酔って気が緩んでいる」などの指摘が相次いでいた。

動画が話題となり、玉城氏は「私のカチャーシーが何やら話題に」と書き出し、“酔っている”と指摘された件について「北京で県人会が主催した昼食交流会に参加したもので酒類提供なし」と説明。
「北京で大学に通う県出身の学生さんや県出身の企業家を激励しようという意図も含めての開催。
晴れて医学部を卒業した学生も数人いた。
唐船ドーイの曲にのせて激励と卒業祝をこめて舞わせていただいた」と意図を明かした。

 この投稿には「玉城デニーがカチャーシー踊って叩かれてるの意味不明 見事としか言いようがない舞じゃん 国際交流ってそういうもんじゃないの……?」
「とっても素晴らしいカチャーシーでした」「沖縄人なら自然ですよね」「素晴らしい踊りでした お酒飲まれたとしても何の問題もありませんし!」と賛同するコメントが寄せられたほか、
お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」村本大輔も「玉城デニー沖縄県知事が中国の訪問でカチャーシーを踊った事が"飲みの席で酔っ払って踊り狂ってる知事"のような言われてる。
日中の緊張感を踊りで一つにして和やかにした。クソ真面目な本州の人間には無理、沖縄の人にしかできない。拍手」とつづり、
落語家・立川談四楼も「玉城デニー知事のカチャーシーに難癖をつける人がいて驚いた。北京の酒類なしの昼食会で、沖縄出身学生の医学部卒業や企業家を励ます舞いだった。
カチャーシーには手締めの意味合いもあるのだ。それにしても見事な舞いだった。コンパクトで美しかった。祝意が溢れていた」と投稿するなど、大きな反響を呼んでいた。

https://www.sponichi.co.jp/society/news/2023/07/10/kiji/20230710s00042000230000c.html