少年らに指示して知人男性(19)に硫酸をかけてやけどを負わせたとして大阪府警捜査1課は13日、傷害容疑で大阪市北区樋之口町の元飲食店経営、阿部光平容疑者(31)を逮捕した。阿部容疑者は「少年らが勝手にやったこと」と供述し、容疑を否認しているという。

府警によると、男性は阿部容疑者が経営していた飲食店の従業員だったが、トラブルとなっていた。阿部容疑者は男性に制裁を加えようと事件を計画。報酬50万円を渡して指示していたとみられる。

逮捕容疑は実行役とされる少年2人や知人の男(42)と共謀し、4月9日未明、同市浪速区のホテルの一室で男性の体に硫酸をかけ、顔や下半身などにやけどを負わせたとしている。3人は5月に殺人未遂容疑で逮捕され、少年2人は6月に傷害の疑いで家裁送致、男は傷害罪で起訴された。

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