中学校のグラウンドにイノシシの頭部2つ…何者かが切断した疑いもあるとみて捜査 神戸・灘区
2023年7月13日 木曜 午前0:32

神戸市の中学校のグラウンドで12日、イノシシの頭部が2つ見つかりました。警察は、何者かが切断して放置した可能性もあるとみて捜査しています。

12日午後1時半ごろ、神戸市灘区の市立長峰中学校のグラウンドで、校内を巡回していた教師から「イノシシの頭部が落ちている」と警察に通報がありました。

警察によると、およそ20センチの子どもとみられるイノシシの頭部が2つ、グラウンドにあるのが確認されました。

胴体は見つかっておらず、頭部の周囲に血痕などもなかったということです。また、頭部は腐敗しておらず、動物によって捕食されたような痕は見られないということです。

また警察によると、11日の午後5時45分ごろには、教師がグラウンドに異常がないことを確認しているということです。

警察は、何者かがイノシシの頭部を切断した上、11日夜から12日昼ごろにかけて、学校に侵入し、グラウンドに放置した疑いもあるとみて、建造物侵入や、鳥獣保護法違反などの疑いも視野に捜査しています。

https://www.fnn.jp/articles/-/556200