プライバシー保護の新しい権利として近年、世界的に議論となってきたのが「忘れられる権利」だ。

欧州連合(EU)の最高裁にあたる欧州司法裁判所は2014年、忘れられる権利を初めて認め、グーグルに検索結果の削除を命じた。その流れを受け、EUの個人情報保護のルール「一般データ保護規則」(GDPR)が権利を明文化。インターネット企業だけでなく一般企業も適用対象とした。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62054390U2A620C2EA5000/