同性愛に反対 マラウイでデモ(AFP=時事)
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa560eb6d313759934e7ba32922926a14772fc54

【AFP=時事】アフリカ南東部マラウイの首都リロングウェで13日、約5000人がLGBTなど性的少数者に反対する抗議デモを行った。

同国では、オランダ人とマラウイ出身のトランスジェンダー女性のカップルが同性愛を違法とする法律の合憲性を憲法裁判所で争っており、今回のデモはそれに合わせて行われた。

デモは地元カトリック教会が主催し、他の宗教団体も参加。首都のほか、主要都市ブランタイア(Blantyre)やムズズ(Mzuzu)、ゾンバ(Zomba)でも実施された。

リロングウェでのデモを率いたデズモンド・タンバラ(Desmond Tambala)大司教は、議会前で議員らに嘆願書を手渡した。

マラウイ・ムスリム協会(MAM)のディナラ・チャブリカ(Dinala Chabulika)氏は「同性愛は、われわれ国民が信じるすべてに反する」と読み上げた。

マラウイ教会評議会(Malawi Council of Churches)のウィリアム・テンボ(William Tembo)師は「われわれは家族を大切にし、神を畏れる国だ。このため教会は同性愛を擁護する活動家に反対する」と述べた。

マラウイは保守的で同性間の性行為は刑事罰の対象となっており、14年以下の禁錮刑が科される可能性がある。【翻訳編集】 AFPBB News