ジョン・コナリーの『失われたものたちの本』(田内志文訳、創元推理文庫)
 母親を病気で失ったデイヴィッドという少年は、父親の再婚に伴いローズという名の継母と暮らし始める。ローズの家には本でいっぱいの古い部屋があって、その持ち主だったジョナサンという人物はある日忽然と消えてしまったという。そしてデイヴィッド自身も、飛行機が墜落して来て炎上した際に異世界へと飛ばされてしまい、そこで木こりと出会って落ち着きを取り戻したあと、元の世界へと戻るための冒険に向かう。
宮ア駿監督「この本には刺激を受けたけど原作にはしない。オリジナルで作る。そして、舞台は日本にする」