拳銃の実弾がスーパーで落とし物保管、警官一時紛失(産経新聞)
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兵庫県警西宮署は16日、兵庫県西宮市内のスーパーマーケットで、地域2課の男性巡査部長(49)が拳銃の実弾を一時紛失したと発表した。店側が拾得物として保管しており、悪用された形跡はなかった。
同署によると、巡査部長は15日午前8時半ごろ、署内の拳銃庫から拳銃を取り出したが実弾は装填(そうてん)せず、袋に入れたまま110番通報への対応で署を出発。翌16日午前9時半ごろに署へ戻った際、紛失に気づいたという。
別の署員が巡査部長の立ち回り先を調べたところ、15日昼ごろにスーパーのセルフレジで買い物した際にズボンのポケットから落下し、店側が拾得物として保管していたことが分かったという。店側は袋の中身が実弾とは気づいていなかった。
実弾は原則、上司立ち会いのもと、署外へ出る前に拳銃へ装填しなければならないが、同署によると、巡査部長は別の職務に気を取られ、怠っていたという。
同署の財田資之副署長は「厳正な拳銃の取り扱いについて指導を徹底したい」とコメントしている。