【ウィンブルドン】車いす世界1位の小田凱人がグランドスラム連続優勝 6月全仏OPに続き
7/16(日) 20:35日刊スポーツ

世界ランキング1位の小田凱人(17=東海理化)が4大大会(グランドスラム)連続優勝を飾った。

世界ランキング2位のアルフィー・ヒューエット(25=英国)を6−4、6−2で撃破。6月の全仏オープン(OP)での男子同種目の最年少優勝に続き、4大大会2勝目を挙げた。

車いすが操作しづらい芝のコートでも、攻めの姿勢を貫いた。大会前に「やるべきことは限られている。サーフェイス(コートの質)に関係なく、相手に主導権を握らせないことが重要」と話していた通り、冷静に戦い抜いた。
ヒューエットとは1月の全豪OP、6月の全仏OPに続き、グランドスラム3大会連続で決勝で顔を合わせたが、しっかりと勝ちきった。

飽くなき向上心が連続優勝につながった。先月10日に17歳33日で全仏OPを制した瞬間のこと。
歓喜の輪の中で「すぐにでもウィンブルドンでタイトルをとりたい」と真っ先に心を切り替えていた。快挙達成よりも「これを何度も経験したい、より多く達成したい」という渇望が勝った。

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