設立から3年あまりの参政党が、党勢拡大を模索している。4月の統一地方選では、これまでのインターネット中心の
選挙戦略を転換。地域の課題を意識した〝地上戦〟を展開し、計100人の議員が誕生した。次期衆院選に向けては
党のイメージ向上を意識した候補者選びを各地で進めている。「自尊史観」に基づく教育推進など、他党とは一線を画す
保守的な主張で支持を集める参政党。小規模政党からの脱却は実現するのか。
6月17日夜、大阪市東淀川区のホテルの会議室。参政党が開催した次期衆院選の候補希望者説明会の大阪会場では
党副代表兼事務局長の神谷宗幣(そうへい)参院議員(45)が約60人の希望者を前に「選挙は総合人間格闘技。
あなたのすべてが見られる」と訴えた。
神谷氏は、次期衆院選を「党のブランドを向上させるための選挙」と位置付け、無党派層から支持を得やすい
若い世代や女性の採用を重視すると説明。候補者には供託金と選挙活動費として計600万円の支給をアピールした。
また、落選した場合も次の地方選挙に向けて支援するとし、「時間をかけてステップアップしてほしい。誠意を持って
関わってくれるのであれば、党としてもきちんと向き合う」と呼び掛けた。
続きは産経WEST (一部有料記事) 2023/7/16 07:00
https://www.sankei.com/article/20230716-QLO7W7AZTZO4BCJU7SSF2LKEHQ/