【カイロ=久門武史】スーダンで軍と準軍事組織の戦闘が始まって15日で3カ月がたち、国連によると国内外への避難民は300万人を超えた。停戦のメドはたたず、長引く戦闘で人道危機は深まる。国連は「全面的な内戦」になる恐れがあると警告した。

戦闘は4月15日、スーダン軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の間で始まった。イブラヒム保健相は6月中旬、死者が3千人、負傷者は6千人を上回ったと述べた。

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