従軍医師かたる詐欺で約100万円被害
帯広市の70代の女性がアメリカ軍関係者を名乗る人物から「退職金を預かってほしい」などとうその話を持ちかけられ、現金の輸送代名目でおよそ100万円をだまし取られたことが分かり、警察が詐欺の疑いで捜査しています。
警察によりますと、帯広市の70代の女性は6月、アメリカ軍の従軍医師を名乗る人物とSNSで知り合い、その人物から「退職金を受け取ったが、派遣されている中東のレバノンでは口座が使えないので預かってほしい」などと持ちかけられたということです。
話を信じた女性はその後、運送会社の社員を名乗る男を紹介され、7月になって現金の輸送代名目でおよそ100万円を振り込みだまし取られたということで、警察が詐欺の疑いで捜査しています。
十勝地方ではほかにも、50代の男性がSNSで知り合ったアメリカ軍関係者を名乗る女性と結婚の約束をしたあと現金400万円余りをだまし取られる被害に遭っていて、警察はこうしたSNSを使った詐欺の手口に注意するよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230719/7000059284.html