調査は、日本、米国、ドイツ、韓国では2023年3月、英国では2023年3月~4月の期間にインターネットで実施されました。なお、各国の回答者の内訳は、日本:4368人、米国:1600人、英国、ドイツ、韓国:各960人となっています。

まず、「仕事観」について聞いたところ、日本では約4人中3人が「仕事よりもプライベートを優先する」(76.2%)、「仕事はあくまでお金を稼ぐための手段である」(74.6%)と回答し、5カ国中最も多くなっていました。

他方、「仕事で昇進・昇格したい」と答えた割合では、「ドイツ」(79.7%)、「英国」(71.3%)、「米国」(70.7%)、「韓国」(66.2%)と、いずれの国も7割前後に上ったのに対して、「日本」は46.4%で最下位となっています。

さらに、「勤務先への満足度」について「満足」と答えた割合は、「日本」が41.5%に留まっているのに対して、「米国」では85.2%と日本の2倍以上の差がみられたほか、「英国」(79.6%)、「ドイツ」(77.3%)、「韓国」(70.2%)と、いずれの国も日本を大きく上回っており、日本の勤務先に対する満足度が他国に比べて大幅に低い様子が浮き彫りとなりました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bf77ef381568030f07b6e612623448ce0c107f93