ロシアの最新鋭戦車T-14「アルマータ」ウクライナから撤退した? 国営メディアが報じる

 ロシアの国営メディアであるタス通信が2023年7月19日、最新鋭戦車T-14「アルマータ」が戦闘に参加したが、現在は前線から撤退していると報じました。

 報道によると、T-14は戦車の性能を確認するためにウクライナでいくつかの部隊に配備され戦闘を行い、しばらくして前線から撤退したそうです。なお、これはタス通信が軍需企業の関係者に聞いた話とのことで、公式な発表という訳ではないようです。

 また、別の情報筋によると、南部軍管区の部隊に配備され現在もテストが進行中という情報もあるようです。

 T-14に関しては、2023年1月頃からウクライナとの戦に投入されているのではと噂になっており、2023年4月25日にロシア軍関係者の話として、同車がウクライナへ投入されたことをロシア国営のRIAノーボスチ通信が報じたこともあります。

 また、英国防省が2023年1月19日に、「現場の将兵がT-14の状態があまりにも悪いため、配備されることに乗り気ではないようだ」という情報を発表したこともありますが、T-14に関しての詳細な動きは未だよくわかっていません。

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