栃木県日光市のゴルフ場の跡地で去年切断された男性の遺体が見つかった事件で、警察が20日、別の事件で詐欺の罪で起訴されている50代の容疑者ら数人を遺体を遺棄した疑いなどで逮捕したことが捜査関係者への取材でわかりました。
去年1月、栃木県日光市にあるゴルフ場の跡地でスーツケースやスポーツバッグなどの中から男性の切断された遺体が見つかり、警察は何者かが遺体を遺棄したとみて捜査しています。
これまでの調べによりますと、ことし2月にはゴルフ場の跡地からおよそ5キロほど離れた日光市内の空き家で男性の遺体の一部がさらに発見されました。
その後の捜査関係者への取材でこの事件に関わったとして20日、別の事件で詐欺の罪で起訴されている50代の容疑者ら数人について警察が遺体を遺棄した疑いなどで逮捕したことがわかりました。
警察によりますと遺体で見つかった男性は年齢が40代から70代くらいで、東アジア出身の可能性がありますが、死後数か月から数年が経過しているとみられ、身元は分かっていません。
警察は引き続き身元の確認を進めるとともに、事件の詳しいいきさつを調べています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230721/k10014137451000.html