グローバル事業を積極的に開拓することも、資本を呼び込む好材料となる。宅配事業立ち上げの発表と同時に、5営業日以内に配達する国際物流サービス「全球五日達」を年内に開始することも明らかにした。また、スペインでは自社ブランドの宅配事業をすでに開始しており、国内30都市以上をカバーしている。そのうち20都市余りで翌々日配達サービスを提供、マドリードやバルセロナなどの中核都市では翌日配達を行っているという。
サミットにはアリババグループ副会長で菜鳥会長の蔡崇信氏が初めて登壇し、世界的な物流網の構築に取り組む姿勢を示した。「目下、AIは急速な発展を見せており、生成型AIは今年最も話題をさらったテクノロジーとなった。大量の荷物を扱い学習してきた中国の物流技術が、よりいっそう顧客のコスト削減と効率化に貢献すると確信している」
菜鳥はまた、今後10年間で世界をリードするスマート物流網を構築し、国内・越境・海外という三大物流ネットワークを作り上げるとしている。
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