警視庁高輪警察署の警察官が、110番通報を受けて自宅に送り届けた女性に、キスをしたり抱きつくなどした疑いで書類送検された。
警視庁高輪警察署の34歳の男性巡査長は、2023年5月、酒に酔ってタクシーで寝込んだ女性を自宅マンションまで送り届けた際、キスをしたり抱きつくなどしたという。
警視庁は、110番通報を受けて駆けつけた際の勤務中の犯行であったことから、特別公務員暴行陵虐の疑いで、21日、巡査長を書類送検した。
巡査長は、女性が飼っている猫を一緒に触るなどして、20分ほど部屋に滞在していたが、女性は「警察官がなかなか帰ろうとしないので、逆上させないように和やかな態度を装っていた」と説明している。
巡査長は調べに対して、「女性も好意を持っていると勘違いしてしまった。被害者に申し訳ない」と容疑を認めているという。
巡査長は停職1カ月の処分を受けたが、21日付けで依願退職をしたという。
警視庁は「職務の信用を著しく失墜させる行為であり、厳正に処分をした」とコメントしているhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3f949b25f3d0148e5bfcabefd080df4b44e410e2