65〜69歳の平均給与が338万円
65歳以上の平均年収を見ていきます。国税庁の「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、60〜64歳の平均給与が423万円、65〜69歳の平均給与が338万円です。
また、厚生労働省の「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、2021年度の会社員や公務員などの厚生年金に加入している人の支給額は平均で月額14万5665円です(老齢基礎年金の額を含む)。
65〜69歳の平均給与を単純に12ヶ月で割ると、338万円÷12ヶ月=約28万円になります。年金月額14万5000円に28万円を足すと42万5000円であり、48万円を超えていないため老齢厚生年金は全額支給されます。
そのため、老齢厚生年金の支給がカットされることはほとんどないと考えられますが、平均給与が34万円程度ある人は48万円を超える可能性があるため注意が必要です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d3c192a9f6c38f4898db95837c7ce63aba811d2?page=2