“インフラ人材”が足りない

すでに39度を超える危険な暑さが相次いでいることしの夏。
暑さをしのぐエアコンが手放せない日々が続いています。

しかしいま、その設置を担う「電気工事士」という技術者が足りていません。
2030年には、3万人以上が不足すると推計されているのです。
いま私たちの暮らしを支える技術者、“インフラ人材”の不足が静かに広がっています。

深刻化する“インフラ人材”不足
例えば、水道のメンテナンスを行う「水道技術者」。
鉄道の線路や架線を点検する「保線従事員」。
さまざまな車の整備を担う「自動車整備士」。

いずれも専門の資格や技能をもった技術者たち。
そして、電気やガスの安定供給、鉄道やバス、飛行機の運航や、橋や道路のメンテナンスなど、
私たちの社会を維持するのに欠かせないインフラを支える人たちのことを専門家の中には、
“インフラ人材”と呼ぶ人もいます。

こうした技術者たちの不足が深刻化し、今後、私たちの暮らしを脅かしかねないと懸念されています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230721/k10014133051000.html