人口減、初めて全都道府県で 過去最大80万人減、今年1月時点
7/26(水) 5:00配信

 総務省が、住民基本台帳に基づく今年1月1日時点の人口を発表した。日本人の人口は1億2242万3038人で、前年より80万523人減った。減少数は過去最多だった前年よりも18万人以上多かった。唯一人口が増えていた沖縄県も減少に転じ、今の調査方法になった1973年以降、初めて全都道府県で日本人の人口が減少した。

 人口は2009年をピークに14年連続で減少し、速度は加速している。昨年1年間に生まれた日本人の子ども(出生数)は77万1801人(前年比4万235人減)で過去最少。調査開始以来初めて80万人を割った。

 死亡数は156万5125人(前年比12万3386人増)で過去最多。高齢化に加え、新型コロナの影響で増加したとみられる。出生数と死亡数の差である「自然増減」は過去最多の79万3324人減となった。

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