「誰も彼と契約を交わす気はないようだ」鎌田大地、ラツィオ行きも消滅。交渉失敗続きの原因は?

鎌田大地、要求額があまりにも大きすぎる?
 アイントラハト・フランクフルトを退団後、移籍先を探している日本代表MF鎌田大地はラツィオと交渉を行っていた。しかし、同選手の要求額があまりにも大きすぎるため、ラツィオが同選手の獲得を断念したと、イタリアメディ『フットボールイタリア』が報じている。

 鎌田はフランクフルトと契約延長しないことを決断した後、最初にボルシア・ドルトムントと合意。
しかし、最終的にオファーを断り、次にミランと契約締結寸前まで話が進んだが、同選手の交渉を主導してきたパオロ・マルディーニ氏などが退任したことも影響し、ミラン行きの可能性は消滅した。
その後、ローマやインテル、レアル・ソシエダやアトレティコ・マドリードなど複数の移籍先候補が浮上しているが、どれも交渉が進んでいる様子はない。

同メディアによると、ミランやローマに続いて、ラツィオも鎌田の争奪戦から撤退したという。

同メディアは「ラツィオとローマが交渉を進め、ナポリも興味を示していたが、誰も彼と契約を交わす気はないようだ」と報じ、移籍金ゼロで獲得できるにもかかわらず、鎌田の獲得に近づいているクラブは存在しないと伝えた。

その原因は選手側にあるとして、移籍専門家のダニエレ・ロンゴ記者は「鎌田のラツィオへの要求は、年俸500万ユーロ(約7億8000万円)、手数料500万ユーロ。これらに加えて契約ボーナス。非常に難しい取引だ」と伝えている。

https://www.footballchannel.jp/2023/07/26/post508965/