発売わずか2週間で「10万円」の中古本出品も…NFT電子書籍は「第三の出版物」となるか?

刊行から約2週間で二次流通の萌芽…NFT電子書籍を定価の2倍以上で売買されるケースも

作家たちの「面白そう」にはNFT限定「特典」もある。
例えば現行の越前敏弥氏による『名作ミステリで学ぶ英文読解【NFT電子書籍付】』にはNFT版限定で、
著者とエラリイ・クイーン研究家の飯城勇三氏の対談がついており、より理解が深められる内容となっている。
実はこの書籍の定価は1,496円(税込み)だが、「FanTop」内ではすでに3,480円で売買が成立している

。つまり、わずか2週間ほどで“市場”が生まれ始めたのだ。あくまでも可能性だが、
初期のものを長く持っているだけでプレミア価値がつくという未来も考えられる。
そもそも今回の取り組みの目標の一つが“市場創出”。その萌芽がすでに見えている。
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