7月7日、足立区の障害者センターにて「ゼータルコンバット(Zコン)」の公開ロケテストが行われた。
Zコンは障害者同士が拳を交えるイロモノ対戦格闘ゲームで、フィニッシュシーンにコマンドを入力すると
残虐な演出で相手を再起不能にすることで海外でも話題となっている人気作品。

今回の移植にあたり、ジャパニーズカタワファイター「ズィーブ」がオリジナルキャラクターとしてゲスト参戦。
ズィーブのモデルとなったZ武洋国さん(Z8)もロケテストに立ち会い、格闘ゲームの腕前を披露した。

しかし、いざ対戦が始まるとズィーブは画面を転げ回るばかり。
「どうしてボタンを押してもパンチもキックも出ないのさ〜」
というZ武氏のクレームに、レクイエムジャパンの広報・西田敏行氏は
「本人を忠実に再現した、よく見ると手羽先のようなものが動いているのが分かるはず」とデバッグの甘さを誤魔化し、記者団を失笑させた。
手も足も出ずに惨敗したZ武氏が対戦相手の芋虫U太氏に掴みかかり、U太氏の持参していたシンナーに会場の熱気が引火。
「ドゥクドゥーン!」と爆発四散したZ武氏は文字通りのFATALITYとなり、ロケテストは悲しみの幕引きとなった。

葬儀は7月10日に執り行われる、喪主は妻のイニ美さん。


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