岐阜県内のビッグモーターで店長を務めた男性が、上司からパワハラを受けたなどとして会社を訴えていました。その後、事故で亡くなった男性の父親が26日午後、東海テレビの取材に応じました。

翔馬さんの父親:
「うつ病にならなきゃ、あんな死に方することもなかったわけですよね。無念だし悔しいですよ、そりゃ」

男性の息子・井川翔馬さん(当時29)。ビッグモーターで店長として働いていましたが、うつ病を発症し解雇。そして去年9月、交通事故で亡くなりました。

会社を解雇された翔馬さんは去年8月、パワハラの慰謝料と未払いの残業代として、およそ2000万円の支払いを求めて岐阜地裁に提訴。

しかし、その直後に交通事故で亡くなったため、両親が裁判を引き継いでいます。

翔馬さんの父親:
「『客にサービスを提供する器なんですか、あなた方は』と言いたいですよ。結局は人ですよ。体質を改善して、翔馬が思うような職場になってもらいたいと思うようにしています」

https://www.tokai-tv.com/tokainews/feature/article_20230726_29033