「転覆したボートに２２時間しがみつく」８０代男性無事救助〈宮城〉
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a0aa99995a0156aa13c9af39240986879e3c985
２６日午後、宮城県の松島湾で、８０代男性が乗った小型ボートが転覆する事故がありました。男性は、ボートにしがみついたままで２２時間漂流した後に無事救助されました。
宮城海上保安部によりますと２６日午後１時ごろ、松島湾で小型ボートで１人で釣りをしていた東松島市の８０代男性が船上でバランスを崩しボートが転覆。海に投げ出されました。男性は、ボートにしがみついたまま助けを待ち、およそ２２時間後の２７日の午前１１時ごろ、近くを船で通りかかった漁協職員が救助したということです。救助された男性は、疲労困憊の状態で自力で歩くことができない状態でしたが、意識ははっきりとしていて、けがはありませんでした。男性は、自宅に携帯電話を忘れたため、通報もできなかったということで、宮城海上保安部では、防水パックに入れて携帯電話を持ち歩くなど、海上でも連絡手段を確保するよう、注意を呼びかけています。
