学校法人学習院は27日、運営する学習院女子大(東京都新宿区)を学習院大(東京都豊島区)へ統合させるとホームページで発表した。2026年4月にも女子大を学習院大の学部として組み入れる計画で、国の認可に向けて準備を進める。

 ホームページによると、学習院女子大は1950年に学習院大短期大学部として始まり、98年から4年制の女子大となった。学部は国際文化交流学部の1学部のみ。学習院大は法、経済、文、理、国際社会科学の5学部を抱える。

 法人は「一層の男女共同参画が求められるなど社会環境が変化しており、統合で深化・発展を目指す」と説明している。

https://mainichi.jp/articles/20230728/k00/00m/040/011000c