ビッグモーター店舗前の街路樹、県職員が現場調査 ツツジの一部に枯れ「不自然さ、今のところない」 鹿児島
7/27(木) 20:55配信

 中古車販売大手ビッグモーター(東京)の一部店舗前で、街路樹が不自然に枯れているケースが相次いだことを受け、鹿児島県は27日、産業道路(県道)沿いにある鹿児島店(鹿児島市宇宿2丁目)前の街路樹や植え込みの状態を調査した。管理委託する県地域振興公社からも聴取している。 【写真】【ツツジ写真】ビッグモーター鹿児島店前の街路樹や植え込みの状態を確認する県職員=27日、鹿児島市宇宿2丁目

 県道路維持課によると、鹿児島店前では街路樹のヤマモモ3本の伐採と、植え込みのツツジの一部が枯れていることを確認。ヤマモモ3本はいずれも同店が開店した2017年以降、倒木で歩行者らに危険が及ぶ可能性があるとして、公社が伐採していた。

同日は、鹿児島地域振興局の職員2人が写真撮影をしながら街路樹や切り株、植え込みの状態などを約15分間にわたり確認した。担当者は因果関係は不明としながらも、一部のツツジなどは「周辺と比べ枯れている感じはする」と話した。

同課は、公社への聴取や過去の現地写真との比較から「店舗前だけが不自然に枯れているという認識は今のところない」としている。各地で行われている土壌中の除草剤成分の調査や店舗側への聴き取りはせず、今後、新たな事実が判明すれば検討する。

22年10月オープンの鹿児島宇宿店(同市宇宿3丁目)前の国道225号を管轄する鹿児島国道事務所は「定期巡回チェックで(街路樹などが)枯れている事実は確認していない」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0322d5853c2519a12abe8c9c07fa6b75aefe0429

https://i.imgur.com/5TXbm5a.jpg