X JAPANが28日、新曲「Angel」を全世界配信リリースした。2015年の「Born To Be Free」以来、実に8年ぶりの新曲となる。

YOSHIKIが作詞・作曲を手がけた「Angel」は、これまでリリースされてきた数ある名曲の中でも、最もパーソナルでエモーショナルなバラードソング。27日にYOSHIKIのインスタグラムで突如公開されたアートワークは、YOSHIKI本人が撮影した。

 今作は米国のMelodee Music/Ingrooves/Virgin Music Groupを通じて全世界配信リリース。YOSHIKIはこの日、米音楽メディア「Consequence」に英語でコメントを寄せた。

 「現在多くのプロジェクトを抱えていますが、そんななかX JAPANのレコーディングを進めていました。X JAPANを通して、最高のアートを創り出すために心の中で戦ってきました。時間はかかりましたが、何とかこの作品を世に出すことができてよかったです」と感慨深げ。

 続けて「今年10月に、YOSHIKI CLASSICALとして、米カーネギーホール、米ドルビーシアター、英ロイヤル・アルバート・ホールなどでツアーを行いますが、これはもともとソロの作品として作曲した曲です。そんななか、美しいメロディーにアグレッシブな要素を加えれば、X JAPANのスタイルに合うのではと考えました」と説明。

 歌詞については「世の中の苦しんでいる人々の支えになるようなものが書きたかったんです。今、自分も含め世界中の人々は傷ついています。この曲の歌詞には“誰かを愛して、諦めないで、死なないで”というメッセージが込められています。それは自分自身へ向けた言葉でもあります」と打ち明けた。

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https://i.imgur.com/5M0nZoc.jpg