FC東京に罰金求める声噴出「浦和か浦和以外」JFAがサポに入場禁止処分も…

日本サッカー協会(JFA)は28日、今月12日開催の天皇杯3回戦・FC東京対東京ヴェルディにおける違反行為について声明を発表。FC東京サポーター4名に無期限の入場禁止処分を科しているが、浦和レッズサポーターをはじめ周囲からは、罰金をはじめさらなる厳罰を求める声が沸き起こっている。

 この一戦では、味の素スタジアム周辺にある「TOKYO GREEN」と書かれた「スーパースポーツゼビオ調布東京スタジアム前店」の案内看板に何者かが卵を投げつける事案が発生。キックオフ前には一部サポーターによる発煙筒持ち込みや花火打ち上げなど、JFAの定める「試合運営管理規定」に違反する行為が確認されている。

これらの問題をうけて、JFAは当該サポーターに対する無期限の入場禁止処分を発表。公式サイトにて「本協会では、誰もが安全に試合観戦のできる環境を構築し、提供することが責務であり、この度の違反行為を受け、セキュリティ体制強化やさらなる観戦ルールの周知徹底をしていく所存です」

 「スタジアムでご観戦いただく皆様におかれましては、本協会や主管する各サッカー協会の定めるルール等を今一度ご確認いただき、これらを順守して楽しくご観戦くださいますようお願い申し上げます」としている。

 一方、浦和は2018年の天皇杯決勝でゴール裏に巨大なクラブロゴのフラッグを掲出。しかし事前にJFAに対して掲出許可を申請していなかったとして、200万円の罰金処分が科されている。また昨年には複数のJリーグ公式戦で「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」に反する声出し応援を確認。Jリーグは浦和に対して罰金2000万円という厳罰を下していた。

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