1年間の主食用コメの需要 10年連続で過去最低の見通し 農水省 | NHK | 農業
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230731/k10014148111000.html

農林水産省は、来年6月までの1年間の主食用のコメの需要が681万トンにとどまり、人口減少や食の多様化を背景に、10年連続で過去最低になるという見通しを示しました。

農林水産省は31日の審議会で、主食用のコメの需要や生産の見通しを示しました。

それによりますと、来年6月までの1年間のコメの需要は681万トンと、前の年より10万トン減少し、見通しを公表している2003年以降では、10年連続で過去最低になる見通しです。

人口の減少や食の多様化による、いわゆる“コメ離れ”などが要因で、この10年でおよそ100万トン需要が減少しているということです。

一方、ことしの生産量は669万トンと、去年より1万トン減少する見通しです。