JR東海とミズノは1日、東海道新幹線車両のアルミをリサイクルした野球バットを開発したと発表した。軟式野球用で小学校1~3年生向けのサイズ。新幹線「N700系」と、点検用新幹線「ドクターイエロー」をイメージしたデザインで、野球と鉄道の“コラボレーション”を実現した。
新幹線の車両に使われていたアルミを溶かして再利用。野球のバットに適した硬さに調整し、重さや形など振りやすさにもこだわったという。
リサイクルなど環境保全活動の一環として、2年の期間をかけ共同開発。新しく作ったアルミを使うのに比べ二酸化炭素(CO2)の排出量を97%減らせるという。
ミズノは「子どもに夢や希望を届け、野球の裾野を広げたい」としている。
1400本限定で、価格は1万4300円。ミズノの直営店とインターネット通販サイトで予約を受け付けており、「鉄道の日」である10月14日に発売する。
https://mainichi.jp/articles/20230801/k00/00m/020/279000c
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