ミャンマーで7000人超に恩赦 同時に外国人125人も釈放(AP通信)
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ヤンゴン、ミャンマー、8月2日 (AP) ― ミャンマー軍事政権は8月1日、国営メディアを通じて、仏教の行事に合わせて7749人に恩赦を与え、死刑を減刑すると発表した。

国営メディアによると、軍指導部はまた、125人の外国人と22人の民族武装グループのメンバーに恩赦を与え、民族武装グループとの関係を疑われていた72人を不問に付したという。

ヤンゴン郊外のインセイン刑務所の前には、収監されている家族や友人の名前を書いたボードを掲げた市民が朝早くから集まり、収監者を乗せたバスが刑務所のゲートを出てくると、我先にとバスに群がり、家族や友人の名前を呼んで釈放を確認していた。

釈放された収監者の中に、軍の支配に反対して監禁されている数千人の政治犯が含まれているかどうかは、すぐには明らかにならなかった。

権利監視団体である政治犯支援協会によると、国軍による政権掌握以降、ミャンマーでは2万4123人が逮捕されている。同時期に治安部隊によって殺害された民間人は、少なくとも3857人に上ると同団体は主張している。

(日本語翻訳・編集 アフロ)