「信じる」「信じない」は不可分 新宗連理事長、信教の自由で見解示す:中外日報
https://www.chugainippoh.co.jp/article/news/20230804-004.html
新日本宗教団体連合会(新宗連)は1日、石倉寿一理事長名でメッセージを発表し、新宗連における「信教の自由」への見解を改めて示した。
メッセージでは、「信教の自由」の解釈において「自分が信じたい宗教を信じる自由」ばかりが強調されがちなことに対し、「自分が信じたくない宗教を信じなくてよい自由」でもあること、そしてこの「信じる自由」と「信じない自由」の二つは不可分であることを訴えている。
その上で「信教の自由」とは、生き方の根本を自ら決めることができるという個人の自由のためにあり、基本的人権の根源であるとの認識を示し、宗教団体の既得権を守るためにあるのではなく、信仰する個人、信仰しない個人、それぞれを守るためのものであると主張している。(詳細は2023年8月4日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)