同僚にわいせつな行為をしたとして、群馬県警伊勢崎署は4日、不同意わいせつの疑いで、中国籍で群馬県玉村町の技能実習生の男(35)を逮捕した。7月13日に性犯罪規定を見直した改正刑法が施行されて以降、群馬県警による同容疑事件での摘発は初めて。
逮捕容疑は7月24日午前11時50分ごろ、県内の会社内で同僚の30代男性に対して、背後から忍び寄り身体を触るわいせつな行為をした疑い。
同署によると、「触ったことは間違いないが、それほど触っていない」と一部否認している。同月下旬に男性が「勤務中に同僚から身体を触られた」と同署に相談し、発覚した。
同罪は強制わいせつ罪と準強制わいせつ罪を統合し、名称を変更した。暴行や脅迫、不意打ちなど、不同意を示せない状況に乗じてわいせつな行為をした場合に成立する。
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