ポテチの袋、ランドセル…身近なもので防ぐ水の事故 啓発動画を制作
8/5(土) 8:30配信
夏休みで水の事故の増加が懸念される中、日本赤十字社神奈川県支部とランドセル販売会社パインコーンズ(相模原市)がタッグを組み、子どもたちを身近な物で命を守る方法を紹介する動画を制作している。7月下旬にはプールで撮影があり、8月上旬から日赤県支部やパインコーンズのSNSで発信される予定だ。
日赤は川に落ちてしまった時など万が一の際、空に近い蓋(ふた)付きペットボトルやポテトチップスなど未開封の菓子入り袋が浮き具代わりになると呼びかけていた。今回、パインコーンズからランドセル提供を受け、動画を制作することになった。
7月27日には東京都町田市の小学校プールで撮影があり、出演した小学3年生が、日赤県支部の水上安全法指導員に注意点を教わりながら収録した。
登下校や水辺でのバーベキューの際、水の事故に巻き込まれた事態を前提とし、小学生は着衣のままプールに入った。日赤によると、着衣のまま泳ごうとすると服がまとわりつき、うまく泳げない可能性があるため、体を浮かせて救助を待つのが重要という。
撮影では浮き具代わりになる身近な物を使って小学生が実演。ランドセルはあおむけで抱えたり、背負った状態で首付近にずらしたりすると頭に水をかぶらなかった。菓子袋は両脇に抱えるようにすると体が浮いた。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/17c1a757a8d73c9ad65e7f9cdfb5654010f04b6f