https://withnews.jp/article/f0230806001qq000000000000000W02q10101qq000026021A
小さく生まれ、母親から母乳を得られない赤ちゃんのために、ほかの母親(ドナー)から集めた母乳(ドナーミルク)を提供する「母乳バンク」。その存在を知ってもらう活動に取り組んでいる高校生に話を聞きました。
「ドナーミルクを利用することが、当たり前の社会になっていってほしい」
今春開かれた、母乳バンクの報告会。福井南高校(福井県福井市)の生徒3人が、総合的な探究の時間の授業で母乳バンクについて調査研究した結果を発表しました。
「ドナーミルクを当たり前に~高校生の私達にできること~」と題して発表したのは、看護や福祉を勉強している3年生の小林詩奈(しいな)さん、北野里奈さん、竹野千花さんです。
2022年9月、同校に清涼飲料水の寄付型自動販売機が設置されました。売り上げの一部が「日本母乳バンク協会」(東京都)に寄付される仕組みで、生徒たちはそこで初めて「母乳バンクって何?」と関心を持ったそうです。
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