入所男性がパンを詰まらせ死亡、特養ホーム側に2490万円賠償命令…「危険性を認識できた」
2023年8月7日

名古屋市西区の特別養護老人ホームで、入所中の男性(当時88歳)がパンを喉に詰まらせて死亡したのは職員らが見守りを怠ったのが原因だとして、遺族が施設側に計約2960万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が7日、名古屋地裁であった。

藤根康平裁判官は施設側の安全配慮義務違反を認定し、計約2490万円の支払いを命じた。

判決によると、男性は要介護認定を受けて施設に入所していた2021年11月、朝食のロールパンを喉に詰まらせて窒息死した。男性は約1か月前にもロールパンを喉に詰まらせていた。
https://news.livedoor.com/article/detail/24758726/