ラーメン沼にハマった秋元康が薦める、絶品ラーメン5選 | GOETHE
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食への好奇心は尽きることなく「まず食べてみることからすべてが始まる」のがモットー。その秋元さんが長い間ラーメンの世界に足を踏み入れることを躊躇(ためら)っていたというのは、やや意外な話かもしれない。

「中華料理の〆や居酒屋のメニューで見つけたら必ず注文するほどのラーメン好き。だから、ラーメン専門店への興味はすごくあったのだけれど、元来の食いしん坊気質もあって、1杯でお腹が満たされるのが悔しいような気がしていたんです」

その思いが一変したのが湯河原のキング・オブ・ラーメンこと『飯田商店』との出合いだった。

「最初は西山(知義)が連れて行ってくれたんです。僕のなかで、西山のお薦めにハズレなしという鉄則があって(笑)。食の面でも猛烈に信頼をしているので、うかがってみたらすさまじい衝撃を受けました。こんな醤油ラーメンがこの世に存在したのか、と。鶏と豚のスープの余韻が帰りの新幹線にのっている間もずっと続いていて、心の底から感動しました」
かくしてラーメンに目覚めた秋元さんはアクションを起こす。

「YouTubeを見ていて、ずっとファンだった(SUSURU TV.)のSUSURUくんに連絡をして、美味しいラーメンを教えてくださいとお願いしました。今のラーメン界を知る“近道”を教えてほしいと。それで、晴れてSUSURUくんの門下生になったんです(笑)」

YouTubeでの“共演”に視聴者からは驚きの声が上がり、秋元さんが登場した回は大反響。

「東京で一番美味しい油そばが知りたいとか、味噌ラーメンならどこがお薦め? とか事前にヒアリングして。餅は餅屋というけれど、美味しいものを食べるなら、時にはその道のプロを頼って近道を教えてもらうのもとても勉強になると思うんです。それで、僕はますますラーメンが大好きになって、今は自分で“ずるずるくん”と名乗って、自主練にも積極的に励んでいます(笑)」

江戸川橋の『三ん寅』や荻窪の『味噌っ子 ふっく』で味噌ラーメンの深みにハマり、祐天寺の『Ramen Break Beats』で醤油ラーメンの新しい可能性を見いだし、桜上水の『あぶら〜亭』で油そばの虜に。
「総合芸術のような素晴らしいラーメンの世界を知り、後戻りできそうにありません(笑)」

(以下略