無精子症という現実に向かい合った家族の歩み、夫の父からの精子提供という選択 : 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20230724-OYT1T50156/

「ごめん。僕はたえちゃんを幸せにしてあげられない」。車の中で彼はそう言うと、子どものように泣きじゃくった。「無精子症」と診断され、子どもが好きな君に赤ちゃんを抱かせてあげられない、と。

でも、自分にとって一番大事なのは、彼と一緒に暮らすことだ、と思った。「私の幸せを、勝手に決めないで」。2人は1年の交際を経て、夫婦となった。今は9歳と6歳の息子がいる。2人が選んだのは、夫の実の父親から精子を提供してもらい、卵子と受精させて体に戻す体外受精だ。

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