日本マクドナルド(東京)は9日、名古屋市中川区の「マクドナルド山王橋店」で提供されたアイスコーヒーに、機器についていた汚れとみられる異物が混入していたことを明らかにした。アイスコーヒーの専用コンテナの注ぎ口などの清掃が不十分だった可能性があるとして、同社は「お客様に大変不快な思いと、ご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げる」と陳謝している。

同社によると、異物について調査すべきところを、担当の女性が誤って廃棄したため、成分などは不明だが、コンテナの注ぎ口などについていた汚れが、何らかの要因で剥がれて混入したとみられるという。

 同社のマニュアルでは、コンテナは毎日洗浄し、注ぎ口の部品は定期的に清掃することになっている。同社の調査では、同店はマニュアル通りに洗浄していたことが確認できたが、洗浄が不十分だった可能性があるという。同社は同店に対し、機器の洗浄や点検など管理の徹底を指導する。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230810-OYT1T50080/