バイデン大統領の次男の捜査に特別検察官を任命 ウクライナや中国の企業から報酬を受け取った疑惑

来年の米大統領選が混迷の気配だ。メリック・ガーランド米司法長官は11日、
ジョー・バイデン大統領(80)の次男、ハンター氏(53)の疑惑を捜査する特別検察官として、
米東部デラウェア州の連邦検事で同疑惑の捜査を指揮してきたデービッド・ワイス氏を任命すると発表した。
捜査の進展次第では、バイデン氏が再選を目指す2024年大統領選に影響する可能性がある。
弁護士のハンター氏は、父親であるバイデン氏の影響力を利用し、
ウクライナや中国の企業から多額の報酬を受け取った疑惑が持たれている。
ワイス氏が税金未納や銃所持を巡る容疑で訴追したが、司法取引が進み、
野党共和党は「司法省が手心を加えた」と批判していた。

司法省の発表によると、ワイス氏が今月8日、特別検察官として捜査を続ける必要があると要請。
ガーランド氏は、事件を取り巻く「特殊な状況」を踏まえて任命を決めた。

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