アスレチックス傘下2Aミッドランドの冨岡聖平投手(27)が3Aラスベガスに昇格することが14日、分かった。3A昇格は入団4年目で初めて。今季は2Aで29試合に登板し、2勝0敗2セーブ、防御率3・02、44回2/3で53奪三振(奪三振率10・68)と活躍していた。NPB経験のない右腕が、ついにメジャー昇格まであと1歩に迫る。
【写真】サムアップをする冨岡聖平(2021年3月)
冨岡は富山県出身で、県立の桜井高時代は甲子園出場なし。東洋大に進んだが、故障の影響などで東都リーグでは6試合の登板に終わった。大学卒業後は社会人野球のバイタルネットに進んだ。19年11月に都内でアスレチックスの入団テストを受けて合格。20年1月にア軍と契約した。
20年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグが開催されず、21年は上級1Aで25試合に登板し、6勝7敗、防御率4・65だった。22年も同級で21試合に登板し、0勝4敗、防御率7・32。今季は2Aに昇格し、防御率が大幅に改善していた。
アスレチックスには7月まで藤浪晋太郎が所属していた。3Aラスベガスには元DeNAの中継ぎ右腕、スペンサー・パットン投手が在籍している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e388ebb4fd90eb45d187a34c8a69e01a8dd14dc