気候変動や将来的な食料不足への解決策となり、タンパク質源として注目されている「昆虫食」をテーマにした調理体験会が、浜松市中区の浜松調理菓子専門学校であった。参加した親子は実際に捕まえたセミを料理し、初めて味わう昆虫食に興味津々だった。 (山本晃暉)
「ジッジッジッ」。同校の調理室に、参加者が浜松城公園(浜松市中区)で捕獲したばかりのアブラゼミの鳴き声が響いた。この日のメニューは素揚げしたセミを入れた「セミチャーハン」と、チリソースをかけた「セミチリ」の二種類。同校の友永茂雄校長が調理指導する中、子どもたちは熱した油の中にセミを頭から入れた。
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