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8/15(火) 2:00配信

日本ハムが来季続投へ契約延長オファーの方針であることが分かった新庄監督

 日本ハムが就任2年目で1年契約を結んでいる新庄剛志監督(51)に来季の契約延長をオファーする方針であることが14日、分かった。昨季に続いて今季もここまで最下位に低迷しているが、球団は積極的に若手を起用して順調に成長させている手腕と明るいイメージも高く評価。本人もオファーを受諾する可能性は高く、たくましさを増してきた選手たちと勝負の3年目に向かうことになる。

 新庄監督が狙っているのは勝利はもちろん、野球の楽しさをファンに伝えること。最下位に低迷しているが、球団もその姿勢を評価し、契約延長のオファーを出す方針を固めた。6月に指揮官は「俺はマックス3年。(今の選手を)完全燃焼させたい」と続投への意欲を語っていただけに受諾の可能性は高い。

 就任1年目の昨年から今月1日まで毎試合異なるオーダーを組むなど、新庄監督は発展途上のナインの競争心をあおりながらチーム強化を狙う。選手の実力を見極めるため「トライアウト」と位置づけた昨季は最下位で、「優勝しか目指さない」と本気モードで臨んだ今季も7月5日から25日に13連敗を喫した影響もあって、ここまで借金17で最下位。それでも昨年は8勝10敗(8位)だった交流戦を今季は10勝8敗(5位)で乗り切り、7月上旬までは4位につけるなど、チーム力は着実に上がっている。

 中でも飛躍を遂げているのが、4番争いを促す万波、野村、清宮の若き長距離砲トリオだ。チーム最多43試合で4番に起用する万波はリーグ2位タイで自己最多の18本塁打。開幕4番に抜てきした野村も11本塁打をマークし、昨季は打率・219だった清宮も規定打席未到達ながら・286だ。ソフトバンクから加入した田中正は守護神として19セーブを挙げ、自ら獲得を希望したドラフト3位の逆輸入ルーキー・加藤豪はドラフト制以降では新人記録となるデビューから10試合連続安打を記録。新戦力も積極起用し、チームの活性化につなげている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/448a32018bc6ba666887a84f059bd7a8116f7c96