保育園で調理員（５７）死亡 給食室からの野菜くずが下水道に流れるのを防ぐ「グリストラップ」の清掃中 頭から転落した状態で発見 広島 | TBS NEWS DIG
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/663551
広島市は、市立保育園で勤務中の職員が死亡する事故が発生したと発表しました。
死亡したのは、広島市安佐南区の市立保育園に勤務する正規調理員（５７）です。
広島市の発表によりますと、14日午後５時２０分頃、この調理員が園舎裏の地面に設置している「グリストラップ」の清掃作業中、何らかの原因で頭から転落した状態でいるところを、別の保育士が発見したということです。
調理員は救急車で病院に運ばれましたが、午後７時頃に死亡が確認されました。
「グリストラップ」は60センチ×30センチ、深さ約1メートルの、給食室から出る排水に含まれる油・野菜くずなどが直接、下水道に流れるのを防ぐための設備です。
広島市は、今後このような事故を二度と起こさないための再発防止策として、▽「グリストラップ」内に身を乗り出すような危険を伴う作業は行わないこと▽清掃は複数の職員で行うことなどを、公立・市立の全保育園に周知徹底するということです。
