ロシア中央銀行は15日、緊急会合を開催し主要政策金利を3.5%ポイント引き上げ12%とした。通貨ルーブルの下落に歯止めをかけることが狙い。

声明で「インフレ圧力が高まっている。この決定は物価安定のリスクを抑えることが目的」と説明した。

「ルーブル安の物価への波及効果は強まっており、インフレ期待が高まっている」と指摘した。

ルーブルは14日、1ドル=100ルーブル台に下落した。これを受け、プーチン大統領の経済顧問マクシム・オレシキン氏は、大統領府は強いルーブルを望むと表明し、緩和的な金融政策がルーブル安の主因だとの認識を示した。

https://jp.reuters.com/article/russia-cenbank-rates-meeting-idJPKBN2ZQ0HY