イングランド発祥のクリケット。今、アジアや中東などで急速に競技人口が増え、日本でもじわじわ人気が高まっています。その魅力とは? 日本クリケット協会の宮地直樹事務局長に聞きました。

クリケットは、サッカーに次ぐ世界第2位の競技人口をもつスポーツです。ボーラー(投手)が投げた球をバッターが打つところは野球に似ていますが、360度どこに打ってもいい、三振がないなどの違いがあります。

「試合時間が長い」とよくいわれますが、1試合が5日間かかる伝統的なテストマッチもあれば、約1時間半で終わるT10という形式もあります。非常にフレキシブルなスポーツなんです。現在は約3時間のT20形式と約7時間のワンデー形式が主流で、それぞれワールドカップが行われています。

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