火葬待ちで2週間…深刻化する火葬場不足の実態

今、首都圏を中心に火葬場が不足し、すぐに火葬することができないケースが増えています。

火葬場が予約で埋まっていて、〝火葬待ち〟をした人の体験談です。

50代男性です。9日間火葬待ちをしました。
「埼玉県のいとこが7月3日に亡くなり、火葬は9日後だった。斎場にお願いした時点で、今は火葬場がどこも混んでいるため、火葬まで1週間はかかると言われた」

40代女性です。2週間火葬待ちをしました。
「東京の叔父が亡くなった時、火葬まで2週間待ちになった。ドライアイスを大量に使って、遺体を冷やした」

60代女性、火葬待ちで費用が増加したケースです。
「友人の父が亡くなった時、火葬場が空いてないので、火葬予定が2~3日伸びた。遺体は式場で預かってもらい、ドライアイスで冷蔵していた。1泊ごとにお金を払わなければならず、小規模な葬式だったはずが、費用が上がった」

火葬待ちの費用です。
都内のある葬儀社の場合、遺体安置は1日2万円、場所代や遺体を冷やすドライアイス代です。
他に、エンバーミングという方法で、ドライアイスを使わずに保存処理をする場合は、30万円です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/67c06e72b81f1922029db946c05835368982615d