記録達成のノルウェー人登山家に非難集中 ガイドの死めぐり
https://www.afpbb.com/articles/-/3477011
世界最高峰14座登頂を史上最速で成し遂げ、カトマンズ(トリブバン)国際空港に到着したノルウェー人登山家クリスティン・ハリラ氏(2023年8月5日撮影)
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ノルウェー人登山家クリスティン・ハリラ(Kristin Harila)氏(37)は先月、
標高8000メートル以上の世界最高峰14座登頂を史上最速で成し遂げた。
だがその途上で、倒れていた別チームのシェルパ(登山ガイド)を見捨てたとして非難が集中。
同氏のチームは、瀕死のシェルパを助けるために最善を尽くしたと主張している。

 ハリラ氏は7月27日、世界第2位の高峰K2(ケーツー)を制覇して記録を達成。
しかし同日、倒れたパキスタン人シェルパのモハメド・ハッサンさん(27)の横を、
頂上を目指して通り過ぎる登山者の長い列を捉えた動画が浮上し、登山界で大きな論争が勃発した。