https://toyokeizai.net/articles/-/680167?page=3


ナヴァル・ラヴィカント
人生で何かに迷うことは誰にもあるだろう。「そんなとき、選択肢は3つある。変えること、受け入れること、そしてそのままにすること」。そう述べるのは、シリコンバレーの「最重要思想家」として有名なナヴァル・ラヴィカントで、起業家と投資家を結びつける「エンジェルリスト」の共同創設者兼CEOだ。
「良くない選択肢は、変えようとして変えないこと、そのままにしようとしてそうしないこと、受け入れようとして受け入れないこと」だと述べるナヴァルが人生で大事にしている指針はなんだろうか。
『「週4時間」だけ働く。』の著者として知られるティム・フェリスが、現代のパイオニア106人に成功の秘密を聞きまくってまとめた本『巨神のツール 俺の生存戦略』の『知性編』の中から、紹介しよう。
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ナヴァルが大事にしている言葉
(ティムから)人生の参考にしたりよく思い出したりする名言は?と聞くと、彼は次のように答えてくれた。すべて金言だ。じっくり読んで理解してほしい。

ナヴァル:すべてが引用というわけではなく、多くは自分のために考えたものだ。

・何よりも、今を大切にする
・希望は苦しみの種だ(仏陀)
・怒りとは、ほかの人に投げつけようとして熱い石炭を手に持っているようなものだ(仏教の格言)
・誰かと生涯一緒に働くことができないのなら、1日だってその人と一緒に働くことはできない
・読書(学習)とは究極のメタスキルであり、ほかの何物にも代えがたい
・人生の本当の価値は、異なる関心を歩み寄ることから生まれる
・時間をかけるのではなく、真心をこめて信頼を勝ち得る
・努力の99%は無駄になる
・常に誠実に。いつでも誠実で前向きであることは可能だ
・褒めるときは名指しし、批判するときは不特定多数に向ける(ウォーレン・バフェット)
・真実には予測力がある
・あらゆる考えに注目する(「なんでこんな風に考えたのか」と常に自問する)
・器の大きさは、悩みから生まれる
・愛は与えられるもの、決して受け取るものではない